失業保険

【2020最新版】職業訓練校が終わってももらえる手当

「職業訓練校に通いながら就活しているけど、修了までに決まらないかも。」

「職業訓練に集中したいので就活する時間がない。」

「職業訓練で学んだことを活かしたいので、本格的な就活は修了後に取り組みたいな。」

 

このような悩みに回答します。

 

本記事では、職業訓練修了後に基本手当を一か月延長してもらえる延長給付(終了後手当)について解説します。

延長給付は(コロナ禍の影響もあってか?)2020年より開始された「職業訓練修了までに就職先が決まっていない人」をサポートするありがたい制度です。

 

一応、ハローワークでもらえる手引きにも記載はあるのですが、正直分かりづらいです。

私の利用していた墨田区ハローワークの該当箇所↓

長期の職業訓練に通っている人は、「すでに給付日数が延長されている人」がほとんどなので、さらに延長できるのかはよくわからないですよね。

※例えば給付日数が90日の人が6か月の職業訓練に通う場合、最低でも3か月の延長をすでに受けている。

私自身、制度について教えていただいたのは職業訓練中の、しかも後半でした。

それも簡易的なA4ペラ資料&認定基準が曖昧だったので本当に貰えるのか半信半疑でした。

職業訓練中にいただいた資料↓

 

そこで、実際に貰った経験と認定条件、申請のコツなど気になる情報をまとめました。

終了後手当はまっとうな社会保障制度ですので、ぜひ上手に使っていきましょう。

職業訓練修了後にもらえる手当があるって本当?

結論から言うと、あります!!

簡単に言えば、終了後手当とは職業訓練を最後まで受講した人のうち職業訓練最終日までに内定がない人を対象に基本手当の給付を一か月分延長します、という制度です。

正式な公開日は不明なのですが、これまではもらったという人の話を聞かなかったので、2020年より新しく設定されたのかもしれません。

職業訓練の修了までに内定を得られる人は意外と少ない

職業訓練を最期まで受講した人のうち職業訓練最終日までに内定がない人というと、就職がうまくいっていないネガティブな印象を受けます。

しかし、実際の職業訓練中は意外と忙しく、本格的な就活をするのは大変です。

平日6時間に加え、資格試験やそのための自主勉強など、本格的な就活をする余裕はほとんどありません

しかも、授業は修了前日まで通常通り詰め込まれており、最終週では時間の調整で7時間授業の日があることも!

ですので、職業訓練期間中に就活を始めたけど決まらない、という状況は特に珍しいことでではないのです。

また、職業訓練の間は勉強に集中して本格的な就職は落ち着いてから取り組みたい、という方もいるでしょう。

そんな方は今すぐチェックです!

次にお伝えする簡単な条件をクリアするだけで給付が延長します。

終了後手当制度に自分が該当するかチェック!

終了後手当制度について理解できましたが、

実際に自分が該当するのか?自分は申請できるのか?ということが気になると思います。

 

ひとことで言えば、この制度にはほぼすべての受講生が該当します。

その根拠となる基準について詳細を見ていきましょう。

該当者の前提条件

基準の前に、前提として以下の条件があります。

公共職業訓練等の受講の中途でとりやめた方、正当な理由なく安定所長が行う再就職を促進するために必要な職業指導を受けることを拒んだことにある方について終了後手当の支給対象になりません。

つまり本制度は、

  • 職業訓練を最期まで通った人
  • ハロワの就職指導にきちんと従っている人(結果は問わず)

が対象になります。

 

次に具体的な基準についてです。

終了後手当を受給するための基準(条件)

基準は(A)と(B)の2つあります。

 

(A)訓練受講終了日時点における、基本手当の残日数が30日未満の方。

→難しい感じに書かれていますが、職業訓練修了時に基本手当の残日数が30日以上ある場合、職業訓練修了後の30日間については自身の雇用保険の基本給付でまかなえるために終了後手当の給付は不要ですよね、ということです。

例えば、給付日数が180日の人が3か月の職業訓練に通う場合、職業訓練修了後の残日数が30を超える可能性があるので該当しない、ということです。

ただ、ほとんどの人の給付日数は90日~180日であり、半年以上の職業訓練を受けた場合の残日数はほぼゼロとなるので、この条件はクリアです。

では次!

 

(B)公共職業訓練等を受け終わってもなお就職が相当程度に困難な者(※)であると安定所長が認めた方。

(※)については、次の〈a〉~〈d〉全ての要件を満たしている必要があります。

〈a〉職業につくことができる見込みがなく、かつ、特に職業  指導その他再就職の援助を行う必要があると認められた方。

〈b〉受講した訓練に係る職種の被保険者となる職種を希望していること。

〈c〉受講終了日前までの4週間において受講した訓練に係る職種の求人に対する応募の実績が複数回あるにもかかわらず、採用内定に至っていないこと。

〈d〉地域における希望職種の労働力需要の状況が厳しいこと。

→なにいってるの???って感じですね。

長々と書かれていますが、要は「職業訓練で学んだスキルを生かした仕事を探して、実際に就活したけど、職業訓練の期間中には内定に至らなかった人」ということです。

就職先に関して職業訓練の意義を示す必要があるので明文化されていますが、実際は必ずしも受講した訓練に関係した仕事である必要はなく、職種はあまり重要視されていないようです。

よって、就活したけど職業訓練の期間中に内定が出ていないこと、という部分がキーになります。

 

では、何をすれば「就活」とみなされるのか?

それには2つのポイントがあります。

最重要ポイントは修了前の一か月の就活履歴

「就活」の定義についてです。

終了後手当における就活とは、職業訓練修了前の一か月に2回以上の応募(書類選考でOK)があることです。

 

大切なのでもう1回言います!

職業訓練修了前の一か月に2回以上の応募(書類選考)があることが条件です。

つまり、終了後手当の受給を希望する場合、訓練修了後に動き出すのでは遅いということです。

終了後手当の受給には、訓練最終月の就活の履歴が最も重要になります。

この書類選考というのはエージェントや就活サイトを利用した応募でもよく、特にハローワークに行く必要はありません

終了後手当申請の流れ

最後に、実際に申請する流れを確認します。

やることはたったの3ステップです。

  1. 職業訓練の最後のひと月に2回就活実績を作る
  2. 修了式後のハロワ手続きにて、終了後手当を希望する旨を伝える
  3. 職業訓練終了後の1回目の認定日に、1の実績を記入した書類をもってハローワークに来所

①については先ほどご説明した通りです。

②について、職業訓練は最終日に修了式という午前中だけの行事があります。

そして、入校式と同様に、午後には管轄のハローワークでそれぞれ報告や各種手続きを行います。

その際、就活実績があるが内定がまだ無いので終了後手当てを希望したい、と伝えましょう。

ただし、その日には申請はできず、書類を受け取るだけです。

③そして、認定日が設定されハローワークに行く際に、必要事項を記入した書類を提出しましょう。

そうすれば、一週間程度で延長分の基本手当が入金されます。

終了後手当の受給方法まとめ

職業訓練に最後まで通える場合、延長給付である終了後手当を申請するのがおすすめです。

その方法は以下の3ステップです。

  1. 職業訓練の最後のひと月に2回就活実績を作る
  2. 修了式後のハロワ手続きにて、終了後手当を希望する旨を伝える
  3. 職業訓練終了後の1回目の認定日に、1の実績を記入した書類をもってハローワークに来所

社会保障制度は上手に使って、自分の働き方や新しい仕事をじっくり探してみてくださいね。

今回は以上です。

ABOUT ME
かめさん
海とマーケティングを愛する元研究者。YouTubeでグラレコ発信してます。セクハラきっかけで脱社畜💨💨数ヶ月廃人と化したがデザイン&コンサル事業で独立。個人〜中小企業Webサイトのトータルプロデュースが得意です。趣味はダイビングと水中カメラ。2020年8月から職業訓練校でWebディレクションを勉強中!世界一周と海外移住を目指してリベ大入学しました!